「OSS」のメリットとデメリットを分かりやすく解説

ソフトウェアの種類の一つ「OSS」について「OSSを併用しての開発ってどんなメリットがあるの?」「そもそも『OSS』って何?」と思っている方もいるかもしれません。

IT用語としての「OSS」とは開発元が無償でソースコードを公開しているソフトウェアのことを指し、システム開発でよく活用されています。

OSSを併用して開発を行うことで、コスト削減を図ることができたり、信頼性や安定性を得られる場合があります。また、ソースコードの改変が可能なため、カスタマイズ性も非常に高いのです。

OSSを併用したシステム開発の依頼を検討されている方に向けて、そもそもOSSとは何なのか、利用する際のメリットとデメリットを分かりやすく説明いたします。

OSSとは

OSSとは「Open Source Software」の略称で、「オープンソースソフトウェア」になります。開発元からソースコードが無償で公開されているソフトウェアのことです。利用、改変、再配布等も無償で可能です。

似ているソフトウェアとしてフリーウェアがありますが、フリーウェアは無料で使えますが、ソースが公開されておらず、改変、再配布を禁止されている場合があります。

このような点からOSSは制約が少なく自由な利用が可能なソフトウェアなため、システム開発の際によく用いられます。また、ソースコードが公開されているため、世界中のユーザーによって機能追加や修正などが常時行われています。

OSSの例

環境系

Linux

Jose1106, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

OSの種類の一つです。サーバー等の構築に使われることが多いOSです。動作が軽いので古いPCや業務用趣味用問わず幅広く扱われています。

Apache

webサーバーの一つです。汎用性が高く、企業個人問わず使われています。容量が重い処理を高速で行うことができます。

MySQL

™/®Oracle Corporation, Public domain, via Wikimedia Commons

リレーショナルデータベースの管理システムの一つです。リレーショナルデータベースとはデータベースの種類の一つです。

様々なOSに対応しており、柔軟性が高く、シェア率もOracleに次いで高いです。

MariaDB

MariaDB, LGPL, via Wikimedia Commons

「MySQL」の派生で開発されているデータベースの管理システムです。MySQLと互換性があります。

PHP

Colin Viebrock, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

Webページの開発によく扱われる開発言語です。言語の中でも難易度が比較的容易であり、長く使われている言語のため、情報も豊富に存在します。

業務系

Redmine

プロジェクト管理ツールの一つです。「チケット」によるタスク管理ができ、ガントチャートによるスケジュール管理が簡単に行えます。

OpenProject

Unknown authorUnknown author, Public domain, via Wikimedia Commons

「Redmine」同様プロジェクト管理ツールの一つです。Redmineではプラグインが必要な機能が初めから組み込まれている場合があります。

Wiki.js

画像引用元:Wiki.js

javascriptで書かれているWikiシステムです。閲覧作成権限の管理が簡単に行えます。

コミュニケーション系

Mattermost

Mattermost, Inc., Public domain, via Wikimedia Commons

ビジネスチャットツールの一つです。有料のチャットツール「Slack」と似ています。そのため、Slackから移行しての利用が容易です。

WordPress

WordPress, Public domain, via Wikimedia Commons

ブログやwebサイトを作成することができるソフトウェアです。シェア率の高いCMSであり、また、プログラミングの知識があまり無くても簡単にwebサイトを作成することができます。

その他、開発者ではない方でも聞き馴染みのあるものとして、Webブラウザの「Firefox」や電子メールの送受信を行える「Thunderbird」等があります。

このようにOSSは幅広い領域のものが存在しているため、システム開発の際によく活用されています。

OSSを利用した際のメリット・デメリット

OSSを利用した場合のメリット

コスト削減

OSSはライセンスが無償です。そのため複数有料ライセンス契約を行う必要が無くライセンスの違反使用等の管理をする必要もありません。結果的に工数の削減に繋がります。

開発期間の短縮

OSSは既に出来上がっているソフトウェアになります。つまり、開発したいシステムにあったOSSを併用すれば元あるものを改良して開発を行うため、新規で開発するよりも効率的に開発を行うことができます。

信頼性・安定性

ソースコードが公開されているということは、不正なプログラムやセキュリティの脆弱性があった場合に修正することができるということです。また、開発元の閉鎖によって使えなくなることがありません。メンテナンスをほかのユーザーが行うことができます。

カスタマイズが可能

ソースコードの改変が可能なため、開発スキルさえあれば自由に機能の追加、開発や修正などを行うことができます。

開発がベンダーに依存しない

開発したシステムがベンダー(開発会社)の技術に依存したものになってしまい、他に乗り換えすることが難しくなる場合があります。

しかし、OSSを活用することでその状況を避けることができます。

OSSを利用した際のデメリット

知識とスキルが必要

ソースコードを読み解く必要がある修正が発生した場合に、プログラミングの知識が問われます。そのため、一定の開発スキル、ITの知識や理解がある技術者がいなければ利用は難しいです。

開発元からのサポートが少ない

OSSは開発元からサポートされる保証がありません。不具合が発生したとしてもコミュニティ等を頼りに自分で調査し解決する必要がある場合もあります。

ライセンスの準拠が必要

OSSは完全にフリー(自由)なソフトウェアではなく、ライセンスが存在します。各OSSごとのライセンスに従う必要があるでしょう。

OSSを併用した開発

OSSとは何か、メリットデメリットに関してご説明しました。

  • OSSは利用、改変、再配布等が無償で可能なソフトウェア。ソースコードも公開されており、広い領域で存在している。
  • コスト削減や、信頼性、安定性、カスタマイズの柔軟性がある。
  • プログラミングの知識のある技術者がいなければ、開発元のサポートが受けられないため、問題解決が困難。

メディアファイブでもOSSを併用した開発も可能です。

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