システム開発を外注しようと考えられているとき、「費用が高い!」と感じることがあると思います。
実際に「モノ」の存在しないシステムが、なぜ高くなるのでしょうか。
どこに費用が掛かるかというと「人件費」です。具体的にはエンジニア毎への「単価」と工程ごとの「工数」が組み合わさって費用が割り出されるのです。
システム開発の発注をご検討されている方に向けて、メディアファイブでの開発実績の費用をご紹介、また、何に対して費用が掛かっているかを解説いたします。
システム開発の費用の相場
システム開発の費用は明確に掲示することが難しいです。システムの種類や機能、規模感、そして期間等様々な要素が影響します。
今回はメディアファイブでの実際の開発実績からの金額を例に紹介いたします。相場感をつかむ際にご参考ください。
システム種類 | 開発期間 | 開発費用 | 機能概要 |
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日報管理システム | 3ヵ月 | 200~300万円 |
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広告代理店さま向け 営業支援システム |
4ヵ月 | 700~800万円 |
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保証書発行システム | 6ヵ月 | 300~500万円 |
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商社向け情報共有システム (グループウェア) |
6ヵ月 | 300~500万円 |
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学習塾さま向け 総合管理システム |
12ヵ月 | 3,000~5,000万円 |
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このページではシステム開発の発注を検討されている方に向けて、開発会社に依頼する際の費用について解説します。
費用について
システム開発の費用は、お客様が必要なシステムの規模、納期などによって変わります。ここでの規模や納期は下記のようなも[…]
主な費用は「人件費」
システム開発の主な費用は人件費
システム開発には実際の「モノ」に対する原価がありません。どこに費用が掛かるかというと、開発に携わるエンジニアに対してです。そのため、システム開発にかかる主な費用は「人件費」になります。
大まかな目安としては「エンジニアに対して設けられている単価×工数」から開発費が割り出されます。
具体的にどのように費用がかかるのか、「単価」と「工数」に分けて解説いたします。
エンジニア毎に発生する単価
エンジニアの単価は企業ごとにもですが、エンジニア毎に異なっている場合もあります。特定の知識が必要な際にプロフェッショナルなスキルや資格を持つエンジニアが参加する場合、その単価は通常より高くなります。
また、プログラマだけではなく、進行管理やマネジメントを行うプロジェクトマネージャー(PM)やプロジェクトリーダー(PL)や、設計を行うシステムエンジニア(SE)など、様々な役割を持ったエンジニアが参加します。
エンジニアの種類に関しては下記記事で解説しています。
一口にエンジニアといっても、全員が「プログラマ」としてシステムの実装を行うわけではありません。プロジェクトを管理する「プロジェクトマネージャ」やシステムの設計を担当する「システムエンジニア」等、プロジェクト毎に役割があり、担当領[…]
各工程の作業工数
実際にプログラミングを行う以外にも様々な行程でエンジニアが参加します。発注者と開発者で、必要な機能のすり合わせを行い決定する「要件定義」や開発の前には要件定義で出た要件をシステムにどのように組み込むか決める「設計」段階があります。その他様々な行程を踏んでシステム開発は進みます。
つまり、各工程でそれぞれ工数が必要になります。
システム開発の工程に関しては下記ページでご説明しています。
システム開発の発注を検討されている方に向けて、システム開発の流れについて解説いたします。 一般的にシステム開発は、以下の流れで進行します。 要件定義 設計 開発 納品 運用 ここでは、シ[…]
費用を抑えるためには
開発費を抑えるには「工数」を抑えることが重要になります。
発注者側ができる対策としては、どのようなシステムを作りたいか「要件」を明確にしておくことで、開発側との認識合わせがスムーズに進み、打ち合わせの工数を減らすことができます。
システム開発の費用を抑える方法は下記記事で解説いたします。
システム開発の発注を検討していく中で、「ある程度はコストを抑えたい…。」と考えられている方も多いかと思います。外注する際でも、できる限り予算は抑えたいものです。 そもそも、原価の存在しないシステムでなぜ費用が多額にかかるかというと、そ[…]
また、失敗を防ぐことで、工数が増え見積よりも費用がかかることを防ぐこともできるでしょう。
開発で起きる失敗の原因と対策に関して下記記事で解説しています。
開発にはコストがかかるため、失敗はできるだけ避けたいものです。システム開発の失敗は残念なことに少なくありません。 プロジェクトがうまく運ばず、システムそのものが完成できない。 完成はしたものの納品されたシステムが当初[…]
システム開発に費用がかかる理由
システム開発の費用に関してのまとめになります。
- システム開発費の大部分は人件費による。
- 企業ごと、エンジニアごとに単価が異なる、また、工数がかかるごとに費用は高くなる。
- 工数を抑えることで費用は抑えることが可能。
メディアファイブ株式会社はお客様に合わせて予算内で可能なこと不可能なことを明確にし、提案させていただきます。
また、メディアファイブの見積は明朗会計です。
システム開発の費用にご不安をお持ちのお客様でも安心していただけるように、非IT分野で事業されているお客様にも分かりやすい項目立てを心掛けております。
画面・機能や工程ごとの金額が一目で分かります。機能開発を段階に分け、予算を抑える等のご相談もよく頂きます。「安くはないシステム開発だからこそ、十分に納得して頂きたい」という想いから成るものです。
メディアファイブは、自社エンジニアによってお客様の業務改善・課題解決につながる高品質なシステムを開発します。
幅広い業種の開発実績がありますので、まずはお気軽にご相談ください!
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